四年ぶり
POSTED BY HEARTBEATS, 2018.01.30,
四年ぶりに上海を訪れた。1月の上海は例年東京と変わらない寒さらしいのだが、今年は珍しく大寒波が襲い上海の街を真っ白に染め上げた。なんて寒さだ!ウルトラライトダウンの上にブロックテックと下着も総てヒートテックを着込み、露出する首元にはネックウォーマーと指先は手袋でガードするやはりヒートテック!寒さをさほど感じなくなった流石です!
そんな上海は天をつく新たな巨大ビルが建設され、道路は大渋滞の車やバイク(昔は自転車だった)で埋め尽くされ、行き交う人々の顔は活き活きと活気に溢れている。そんな上海で最も驚かされた事は誰もキャッシュ(現金)を使わないのだ。総て携帯電話で電子マネー決済だ。勿論大型量販店やデパートは当たり前タクシーも携帯で配車支払いは電子マネー、その中で最も驚かされたのは街頭でギターをかき鳴らし歌うミュージシャンのチップも、ギターケースに置いてあるバーコードを読み取り、それぞれ好きな金額を携帯で振り込むのだ!屋台の揚げパン屋も携帯での電子決済。食堂で現金を出すと露骨に嫌な顔をされることもあるとか(笑)日本国内のユニクロやZARA、H&Mでは支払いに長い行列ができ待たされることも当たり前だがここ上海では携帯を読み取り機にピッとかざすだけ・・・まぁそうは言っても電子マネー決済は大都会上海ならではと思うが、日本も間も無く電子マネーの洗礼を受けることになるのだろうことは容易に想像できる。中国は今、猛烈な勢いで近代化が進んでいる、我々日本人もうかうかしてはいられない、『一帯一路』政策は中国が世界の覇権を握るべく列強各国に向けた本気の宣戦布告なのだと思う。